東日本大震災を巻き起こした地震から明後日で丸2年。
記憶が薄れないうちに、あるいは、マスコミによって記憶が再構築されてしまわないうちにブログに書き残そうと思って書き始めたのだが、書いているうちにイヤな気分になってきて途中で止めてしまった。
震災による喪失感などと向き合うのはもちろんイヤだが、それよりも、人のイヤな面というか、特に地震直後はその人がどんな人かよく分かってしまって、それを思い出してイヤな気分になってきたのだ。
自分勝手で傲慢、この非常時に?
いや、非常時だからこそ、か。
もしかしたら、私自身もそう思われているかも知れない。
ほとんどの人は献身的で、さすが高等教育機関に関わる人たちだ、と思えたが、そうでない人も確かにいた(いる)。
一方、あの非常時ですら気遣いできる素晴らしい人もいて、今も忘れられない吹雪の中のあたたかい思い出もあるが、
でも、やっぱり、
地震のことをちゃんと書くのは無理かもしれないな。
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