財務の経験は、事務屋である大学職員がアドミニストレーターへと成長するには不可欠な要素であることは確かだろう。実際、自分もそう思う。
財務に配属されなくても勉強できる、という考え方もあろうが、実際にはナンセンスな考え方だと思う。ルーティンをこなし、さらにクリエイティブなアプローチが求められる中、机上の理論ではなく生きた知識を身に付けるのは、余暇に取り組むだけでは無理だ。
マーケティングのマインドをかなり深く取り入れている人と出会って、大学職員も企業戦士(←死語か?)であるべきかも、と思った。ぼんやり事務をこなすだけでなく、生き残りを賭けて必死に働く、そんな姿勢が自分(たち)には圧倒的に不足していると感じた。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、ではダメ。少しずつでもずっと継続して努力していかねばならない。