10/05/2015
栃木県鹿沼市での豪雨災害ボランティア
10月3日(土)〜4日(日)の2日間、東北学院大学の学生たちと共に栃木県鹿沼市での豪雨災害ボランティアへ行ってきた。
鹿沼市は、平成27年9月関東・東北豪雨によって被災した。
山間地域は土砂崩れ、そして田畑への土砂の流入、住宅地域では床上・床下浸水といった被害が出た。今回は、豪雨被災地域屋外での清掃活動と、宇都宮大学・国際医療福祉大学と連携して被災家屋を一軒一軒訪問する傾聴ボランティアを行った。
初日、3日(土)は、朝9時に土樋キャンパスを大人2人、学生6人で出発し、約3時間で鹿沼市災害ボランティアセンター(鹿沼市社会福祉協議会)に到着した。
この日は、一般のボランティアさんと共に、裏山から個人の田んぼに流れ落ちた土砂を撤去する作業。午後のみの作業だったため、短時間で成果を出そうと皆やっきになって土砂と格闘した。
ある程度の成果は出たが、個人的に気になったのは、一般のボランティアさんが大騒ぎとまでは言わないまでも、ちょっとおふざけが過ぎるかな?と感じたこと。
私が極端すぎるのかもしれないが、被災した個人の土地に土足で( ←これは当たり前だが)入って作業するのだが、被災した側にしてみれば、確かにボランティアの力を借りるとは言え、自分の田んぼをぐちゃぐちゃ踏み荒らされることに変わりない訳で、それも水害のせいで自分のせいでなく、そんな中、ガヤガヤおふざけが過ぎるのは、やっぱりいい気分じゃないんじゃなかろうかと。
東日本大震災では、多くの方が犠牲となった。そんな中のボランティア活動では、家族を失った方々が多くいる地域で悪ふざけなどする気にならなかったし、そうすることは許されなかった。当たり前に。
今回訪れた鹿沼市の板荷地区は、幸いなことにさほど大きな被害はなかったようで、私が気にするようなことはないのかもしれないが。
でも、やっぱり、気になった。
さて、
ハードな作業を終えて、今回は鹿沼市のお隣、宇都宮市にある宇都宮大学さんに宿泊場所をご提供いただいたので、宇都宮市へ移動。
宇都宮と言えば、餃子です!
宇都宮大学の先生に情報提供いただき、ドン・キホーテ地下の来らっせへ。
いろんな餃子店の餃子が盛り合わせで食べれる、「餃子のテーマパーク」。
さて、翌日、4日(日)は傾聴ボランティア。
宇都宮大学と国際医療福祉大学と東北学院大学の学生がチームを組み、鹿沼市板荷地区のお宅を訪問して豪雨災害のその後の様子を伺い、生活再建のニーズを掘り起こすというもの。
私が付き添ったグループが訪問した地域は、幸い被害がなかったのだが、大学生が訪問したということを喜んでくださるご家庭が多く、大人ではなく、大学生だからこそできる活動があるということを改めて実感した。
当時はNHKの取材もあった。
今回も、多くの方々との連携により、無事に活動を終えることができた。
宇都宮大学の皆さん、社協の皆さん、地元板荷地区の皆さんには心から感謝です。
さて、
帰りの車中で学生たちと2日間の振り返りを行い、私は、もっと積極的になれたはず、と学生たちに苦言を呈してしまった。
何度か一緒に活動を共にしたことがある学生が多く、彼らを知っているからこそ、もっとできるはずなのに!という思いが強く出てしまった。それでつい、指導者的発言をしてしまった訳だが、果たしてそれが彼らに伝わったのかどうか。ボランティア活動は(他のあらゆることにも言えると思うが)、活動そのものの成果も大事だが、その活動から何を自分たちが得たか、ということも大事なんだと思う。学生のうちは、特に後者が大事なんじゃないだろうか。そんなことを気付かせてあげれるほど深い関わりも持てていないので歯痒いが、ついつい出しゃばって話してしまった。ちょっとばかり反省。
鹿沼市は、平成27年9月関東・東北豪雨によって被災した。
山間地域は土砂崩れ、そして田畑への土砂の流入、住宅地域では床上・床下浸水といった被害が出た。今回は、豪雨被災地域屋外での清掃活動と、宇都宮大学・国際医療福祉大学と連携して被災家屋を一軒一軒訪問する傾聴ボランティアを行った。
初日、3日(土)は、朝9時に土樋キャンパスを大人2人、学生6人で出発し、約3時間で鹿沼市災害ボランティアセンター(鹿沼市社会福祉協議会)に到着した。
この日は、一般のボランティアさんと共に、裏山から個人の田んぼに流れ落ちた土砂を撤去する作業。午後のみの作業だったため、短時間で成果を出そうと皆やっきになって土砂と格闘した。
ある程度の成果は出たが、個人的に気になったのは、一般のボランティアさんが大騒ぎとまでは言わないまでも、ちょっとおふざけが過ぎるかな?と感じたこと。
私が極端すぎるのかもしれないが、被災した個人の土地に土足で( ←これは当たり前だが)入って作業するのだが、被災した側にしてみれば、確かにボランティアの力を借りるとは言え、自分の田んぼをぐちゃぐちゃ踏み荒らされることに変わりない訳で、それも水害のせいで自分のせいでなく、そんな中、ガヤガヤおふざけが過ぎるのは、やっぱりいい気分じゃないんじゃなかろうかと。
東日本大震災では、多くの方が犠牲となった。そんな中のボランティア活動では、家族を失った方々が多くいる地域で悪ふざけなどする気にならなかったし、そうすることは許されなかった。当たり前に。
今回訪れた鹿沼市の板荷地区は、幸いなことにさほど大きな被害はなかったようで、私が気にするようなことはないのかもしれないが。
でも、やっぱり、気になった。
さて、
ハードな作業を終えて、今回は鹿沼市のお隣、宇都宮市にある宇都宮大学さんに宿泊場所をご提供いただいたので、宇都宮市へ移動。
宇都宮と言えば、餃子です!
宇都宮大学の先生に情報提供いただき、ドン・キホーテ地下の来らっせへ。
いろんな餃子店の餃子が盛り合わせで食べれる、「餃子のテーマパーク」。
さて、翌日、4日(日)は傾聴ボランティア。
宇都宮大学と国際医療福祉大学と東北学院大学の学生がチームを組み、鹿沼市板荷地区のお宅を訪問して豪雨災害のその後の様子を伺い、生活再建のニーズを掘り起こすというもの。
私が付き添ったグループが訪問した地域は、幸い被害がなかったのだが、大学生が訪問したということを喜んでくださるご家庭が多く、大人ではなく、大学生だからこそできる活動があるということを改めて実感した。
当時はNHKの取材もあった。
今回も、多くの方々との連携により、無事に活動を終えることができた。
宇都宮大学の皆さん、社協の皆さん、地元板荷地区の皆さんには心から感謝です。
さて、
帰りの車中で学生たちと2日間の振り返りを行い、私は、もっと積極的になれたはず、と学生たちに苦言を呈してしまった。
何度か一緒に活動を共にしたことがある学生が多く、彼らを知っているからこそ、もっとできるはずなのに!という思いが強く出てしまった。それでつい、指導者的発言をしてしまった訳だが、果たしてそれが彼らに伝わったのかどうか。ボランティア活動は(他のあらゆることにも言えると思うが)、活動そのものの成果も大事だが、その活動から何を自分たちが得たか、ということも大事なんだと思う。学生のうちは、特に後者が大事なんじゃないだろうか。そんなことを気付かせてあげれるほど深い関わりも持てていないので歯痒いが、ついつい出しゃばって話してしまった。ちょっとばかり反省。
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