Kayaksの今シーズンリーグ最終戦である、対岩手大学バイソンズ戦を観戦してきた。
このところ仙台は冷え込む日が多くなってきたが、今日はよく晴れて日差しが暖かく観戦日和。KayaksのOB/OGや部員たちのご家族が声援にたくさん駆けつけてくれていた。
今シーズン、チームの成績は1勝2敗と結果が出ていないが、昨シーズンの1位2位である東北大、仙台大に、敗れたとは言え接戦に持ち込んでおり、リーグ戦の前に「今年、Kayaksは優勝できる」という私の予想は、外れはしたが、それほど大きく外れてはなかったな、という感じ。
今日の対戦相手である岩手大学には昨シーズンも最終戦で当たって勝利をおさめており、両チームとも今日の試合の結果によって二部リーグとの入れ替え戦出場が決まってしまうことから、気合いが入った熱戦が期待できた。
のだが、
KayaksはエースQBを前節の怪我で欠いていたとは言え、攻守蹴にわたって精彩を欠いていて、声も出てなくてチームに勢いが感じられない。そして岩手大学に先制タッチダウンを奪われ、追加点も奪われて後半途中まで0対13の劣勢に立たされた。
Kayaksは終盤何とか盛り返して13対13と同点に追いついたが、トライフォーポイントを外してしまい、残り時間を岩手につぶされて同点のまま試合終了。岩手大学は1勝1敗2分で3位、Kayaksは1勝2敗1分で4位が確定、入れ替え戦出場となってしまった。
私は今シーズン、仕事の都合もあって2試合(対東北大学戦、対岩手大学戦)しか観戦することができなかったが、正直、Kayaksは準備不足だという印象が強く残った。攻守蹴共に単調で勢いがなく、目的を持ってプレーしていると感じられる選手が非常に少なかった。
プレーひとつひとつの意図を理解していないから、そのプレーをどう展開すべきか、チーム全体がイメージを共有できていない。バラバラな動きでチームがユニットとして機能せず、個人が目立つことはあっても散発で、チームに勢いをもたらすところまでは行きつかない。
選手個々のポテンシャルやコーチングスタッフの知識は東北トップレベルなのに、単なる準備不足で敗れるなんて、もったいない。本当にもったいない!
ここで何とかチームを立て直し、11月23日(土)に行われる入れ替え戦では、内容ある試合運びで勝利をチームにもたらして欲しい。
がんばれ!Kayaks!!