5/27/2013

支援機構、大学の審査覆す

奨学生600人貸与打ち切り 支援機構、大学の審査覆す(朝日新聞デジタル)

記事によると、日本学生支援機構は昨年7月、毎年度末行う大学の適格認定(奨学生として相応しいかどうか認定する制度。相応しくないと判断されれば警告や停止、廃止となる)において、警告となった学生について大学側の審査が適切だったかをチェックするため初めて全件調査を行い、その結果、約600人について大学側の判断を覆し、昨年12月大学側に通知、特別な事情を認めて「停止」とした例も含め、継続の希望があっても今年度からの貸与を打ち切ったという。

大学の適格認定が機構の求める方針どおりに行われていなかったことが原因であるようなので、「処分」については致し方ないと思う。戸惑うのは学生たちなので、大学の担当者は、適格認定の趣旨をよく理解し、なお一層正しく審査すべきなのは言うまでもない。

ただ、きちんと手続きしている側から言わせていただくと、こうした「全件調査」をするぐらいなら、大学側に審査を求める必要が無いんじゃないか?と思ってしまう。そもそも、学生を指導する側に処分まで判断しろというのはいかがなものか。大学は一所懸命学生を指導するから、それでも相応しくないと判断されるなら、機構が処分すれば良いんじゃないだろうか?

と、実際に適格認定の業務を担当したことない私が言うことじゃないか…

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