6/25/2012

対北海学園大学定期戦

一昨日、6月23日(土)12時から、泉キャンパスグラウンドにおいて対北海学園大学定期戦が行われ、41対0でKayaksが勝利した。

若干風が強かったがプレーに影響するほどではなく、むしろ青空が広がって日差しが強く、風が無かったらプレーヤーにとって辛く感じるほど暑くなったに違いない。前日札幌から来たばかりの北海学園大学の選手たちにとっては、それでも相当暑く感じたことだろう。

試合の印象をいくつか。

まず、対戦相手である北海学園大学ゴールデンベアーズについて。
今シーズンの初戦ということだったが、選手の大半が1~2年生とのこと。学年ごとの人数構成にばらつきがあるようだが、10名を超える1年生が入部してくれたことは大変喜ばしい。デビュー戦が大敗となってしまって悔しいだろうが、大したことではない。

なぜなら、Kayaks対北海学園大学定期戦は5年前に復活したのだが(それまではKayaksの部員不足で中止していただいていた)、その定期戦復活初戦の結果は、忘れもしない0対42でKayaksの敗戦。一昨日の試合結果でも、まだKayaksは1点負けている。

そして、5年前の定期戦の敗戦が今のKayaksのスタートだと言っても過言でない。もう1試合、2007年リーグ戦での0対51という敗戦も大変印象深いが、こうした意味のある敗戦のお陰で、Kayaksは何とか東北学生1部リーグに昇格することができた。北海学園大学の選手・マネージャーの皆さんも、是非、一昨日の敗戦から何かを得、秋のリーグ戦で大活躍されることを期待している。

失礼ながら付け加えさせていただくと、ディレイオブザゲームは余計でした。
フォルススタートのようなうっかりミス系の反則や、パスインターフェアランスのようなファインプレーと紙一重の反則と違い、ディレイは絶対にあってはならない反則。確か北海学園大学もサイドラインから残り秒数を叫んでいたようだし、そうでなくてもクロックが設置されている訳だからクォーターバックは対応すべき。ディレイであの試合がどれだけダレてしまったかを思い出して、秋のリーグ戦での戦い方に生かして欲しい。

それからもうひとつ。
北海学園大学の選手たちはサイズもあり、身体能力も非常に高い。これは、大差がついたとは言え、常にLOSをコントロールしていたのは北海学園側だったということからも容易に理解できる。まさに、ほんの僅かな精度であったり、作戦がハマるかどうかといったところの差だった。プレーの精度をあげ、自分たちのストロングポイントを夏の間に磨いて、秋のリーグ戦で大暴れして欲しい。応援しています。

さて、Kayaksの戦いぶりはどうだったか?
ひと言で言うと、雑な試合だった。
象徴的なのは、ポイントアフタータッチダウンのキックの成功率が50%という低さ。
印象的なのは、同じゾーンを攻め続けられて最後までアジャストできなかった対応力の無さ。
致命的なのは、ほとんどのキックオフリターンを40ヤード付近まで戻されたという事実。
41対0という得点差は大勝、完勝と表現されるものだが、こうした内容から、どうしてもそう思えない戦いぶりだった。

もちろん、それでも零封し、41点も得点した(1セーフティ含む)のだから素晴らしいと思う。私は性格がヒネクレテいるのでいつも苦言のようになってしまうが、選手・マネージャーは試合に集中していたし、コーチングスタッフも熱心にゲームを作ろうとしていたし、別に何かが足りないとかではない。まだまだ成長途上にあるということだろう。

試合後に聞いたのだが、観戦していたOBが、今のKayaksのチーム力はここ数年で最高だ、と言っていた。選手たちの能力とコーチングスタッフの指導力が高く評価されている。このままチーム一丸となって、秋のリーグ戦で昨年以上の成績を上げて欲しい。

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