8/12/2012

ロンドンオリンピック

ロンドンオリンピックについて、それほど多くの競技を見た訳ではないが、感じたことを徒然なるままに綴ってみる。

レスリング(男子)で24年ぶりとなる米満達弘選手の金メダルは、日本にとってオリンピック通算400個目のメダルとのこと。その戦いぶりは、力強さよりも冷静で賢い、まさに勝つための(勝ちにこだわった)レスリングだと感じた。(私はレスリングは全くの素人です)

そしてそれを見て思い出したのは、「柔道がJudoになってしまった」という、敗戦のあとによく見受けられる言葉。同じルールのもと、それぞれの戦い方(柔道やJudo)で競い合っている以上、それはあんまり聞きたい言い訳ではないなと。(私は柔道も全くの素人です)

ちょっとカッコいいなと思ったのは、水泳の男子400mメドレーリレーで銀メダルを獲得したあと、「(個人でメダルを逃した北島)康介さんを手ぶらで帰す訳にいかないんで」と言ったコメント。

スゴくカッコいいなと思ったのは、レスリング女子の小原日登美選手が決勝で勝った瞬間。長い間、51kg級で世界を制していながらオリンピックにはその階級が無いという、素人から見ればワケの分からない制度に振り回されながら、やっと手にした栄冠、金メダル。見てて身震いした。

柔道で話題となった審判の威厳や、女子サッカー決勝でのミスジャッジなどについて。あまりにもおかしな制度は論外だし、資質や技術の向上に審判は選手と同じぐらい努力すべき。そして、そうした審判に世の中はちゃんと敬意を示すべきだろう。

他にもいろいろあったが、とりあえず今日はこの辺で。

ところで開会式で日本選手団の行進が途中で退場した件って、その後どうなったんだろう?

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