4/29/2012

タックリング

このブログは最近、アメリカンフットボール部の副部長日記なのか学食日記?なのか分からなくなってきたが、今日は久しぶりにフットボールについて考えてみようと思う。

お題は、フットボールのタックリングについて。

アメリカンフットボールのタックリングは、
1. 相手の進行方向にヘルメットを入れ、
2. 当たる方の肩と同じ方の足で踏み込んで当たり、
3. 腕を振り上げて相手のジャージをつかみ、
4. 素早く2歩目、3歩目…とドライブし、
5. 腰を入れて相手を押し戻す。

ラグビーのタックルとは似て非なるもの。それは、1インチでも前進を許すまいとするアメリカンフットボール特有のルールに由来するもので、足元に飛び込むようなタックルは、アメリカンフットボールではほとんどの場合正しくない。(例外ももちろんある)

また、上記に加え、当たる際は頭を上げて僧帽筋を固めるのは言うまでもなく、肩の上に相手を載せるようなイメージで足幅を保つことも大切である。

若い選手たちは歩数が合わず、当たる肩と同じ方の足で踏み込むことできない場合が多い。しかし、これはとても重要なファンダメンタルで、強く当たって相手の前進を食い止めるために決して疎かにできない動作である。

また、正しく当たったあとに腰を入れる(あるいは、腰を相手に寄せる、と言うべきか?)動作も大切で、これによって腹筋を使うことができるようになり、相手をコントロールできるようになる。

動作ではないが、力のベクトルを理解することもとても大切である。すなわち、相手の力のベクトルと自分の力のベクトルがぶつかったあと、どちらの方向にベクトルが向かうかを理解するということ。これが分からないと無理な負荷が体にかかって耐えきれず、どこかに負荷を逃がそうとして、同時に相手も逃がしてしまう。

正しいスキルと正しい理解があれば、タックリングはより安全により力強く行えるようになる。

(注)
以上は全て、タックリングに関する私のファンダメンタルで、絶対に正しいというものではありません! ご意見などありましたらコメントにお寄せください。

0 件のコメント:

コメントを投稿