11/24/2012

ハリケーンズ対ソニー・ソリッドステイト戦

昨日、11月23日(金)勤労感謝の日にアミノバイタルフィールドで行われたX2リーグの試合、ハリケーンズ対ソニー・ソリッドステイト戦を観戦した。

勝った方がXリーグとの入れ替え戦に出場できるという「決勝戦」。気合いの入りまくった熱戦を期待していた。

天気は小雨が降り、時折雨足が強くなるという生憎の空模様。足元が滑る選手もいたし、パスにもだいぶ影響しているように見受けられた。

試合は、21対7でハリケーンズが勝利し、入れ替え戦へと駒を進めた。

さて、試合を見た感想を少し。
X2の試合を観戦したのは、実は初めてだったのだが、つまりチーム事情など全く知らないところでこの試合だけの感想を率直に言わせていただくと、意外に雑なところもあるんだな?という感じ。

その主たる要因はキッキングゲーム、特に効果的なパントが蹴られなかったことにある。滞空時間や距離、方向など、もう少しレベルの高いものと予想していたので、その点では若干物足りなく感じてしまった。

一方で、ソニーがクイックパントを使って大きく陣地を挽回した場面もあり、興味深い戦術ももちろんたくさんあった。

パスの成功率が勝敗を決めたというような試合で、ランプレーで主導権を握っていたのは、むしろソニーの方だったと思う。ハリケーンズのディフェンス陣はソニーのオプションピッチを効果的に封じ込むことができず、再三再四、好ゲインを奪われていた。

もちろん、その都度ディフェンス陣が踏ん張って失点を食い止めていたから勝てた訳だが、もう少しやりようがあったというか、試合中にアジャストするところを見てみたかった気はする。

そんな物足りなさも感じつつ、やはり迫力や雰囲気はさすがX2。日頃見ている東北学生リーグの比ではない。それほど大柄な選手がいる訳でもないのに、あれだけのプレーができる訳だから、小柄な選手が多い東北学生リーグにとって良いお手本になるのでは?と感じた。

勝ったハリケーンズには、KayaksのOBがふたり、選手として活動している。ダイスケとマコト。まだまだ満足できる活躍ぶりではなかったが、彼らならきっとチームの中心選手にくれるはずだ。次の入れ替え戦も頑張れよ!

(写真は最初のタッチダウンを決めたパスプレー。赤がハリケーンズです)

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