11/07/2012

3大学新設、一転認可 田中文科相表明

【MSN産経ニュース】
3大学新設、一転認可 田中文科相表明
2012.11.7 17:19 (1/2ページ)
 田中真紀子文部科学相が秋田公立美術大(秋田市)など3大学の新設を不認可と判断した問題で、田中文科相は7日、衆院文部科学委員会で「現行制度にのっとり適切に対応する」と述べ、一転して新設を認可する考えを表明した。3校側の強い反発のほか、身内の民主党内からも反対論が強まったことから判断を覆した。文科省は近く正式に通知する。これにより3大学の来春開学が決まった。

 不認可判断は3校側や受験生に加え、文科行政にも大きな混乱を招いており、野党側は田中文科相の罷免を含めた政治責任を厳しく追及していくとみられる。

 ほかの2校は、札幌保健医療大(札幌市)と岡崎女子大(愛知県岡崎市)。

 委員会後、田中文科相は記者団に「3校を認可する。大学設置のあり方の見直しはかなりの方が賛成していると分かった。これが私が知りたかったことだ」と翻意の理由を語った。

 田中文科相は委員会で、3大学について「不認可処分は行っておらず新基準をつくり判断する」と強調。しかし野党側が「法治国家ではない手法」などと即時撤回を求め、民主党内でも「基準を満たしている」「一刻も早く認可すべきだ」と反対論が強まった。

 3校の理事長らは同日、与野党に陳情した後、文科省を訪問。対応した笠浩史文科副大臣に「1日でも1時間でも早く結論を得たい」などと訴え、今週内の正式認可を求めた。

2012.11.7 17:19 (2/2ページ)
 田中文科相は2日、大学の設置認可手続きを厳格化する考えを表明。「見直しを先送りにしたままの新設は認められない」として3大学を不認可とした。

 しかし公私立大の設置を審査する大学設置・学校法人審議会は認可答申したため、既に校舎の整備や学生募集の準備を進めていた大学側は法的措置の検討を表明するなど反発していた。
【引用ここまで】
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予想どおり結果オーライに持ち込もうとしているが、別の記事では、『「説明した事務方が私の真意をくみ取れなかった」と、責任を官僚に転嫁したとも取れる答弁を繰り返した』とのこと。(3大学一転認可:文科相「暴走」傷深く 自民、罷免求める 毎日新聞) 文科省の役人に今回ばかりはガンバレと声援を送りたい。

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