4/16/2013

何たること!

本学では、この4月からキャンパス内を禁煙とした。

遡ると、2000年の4月から土樋キャンパスでは分煙が始まり(多賀城・泉はそれより先)、どちらかと言えば禁煙化への移行は遅いぐらいな気がするが、昨年10月、キャンパス内全面禁煙が決定、11月以降、「禁煙デー」を実施するなどして啓蒙活動をし、今年4月1日に全面禁煙となった。(参考:【在学生・教職員の皆様へ】キャンパス内全面禁煙化に伴うご協力のお願い 、東北学院大学 キャンパス全面禁煙に伴うお知らせ

それから僅か2週間余り。
今日、土樋キャンパスの出入口には灰皿が設置され、仕事を終えて帰る私は、勝ち誇ったようにタバコを吸う学生たちが吐き出す煙を吸い込まないように、顔を背けながら職場をあとにしなければならなかった。

全く、何たることだ!

禁煙化の動きが始まった時、私は上司の命でどういった流れで全面禁煙に移行すべきかという私案を提出していた。この時既に、キャンパス内が全面禁煙となれば近隣地域での喫煙や吸い殻ポイ捨てが増えることは容易に予想され、これを少しでも防ぐために、喫煙が健康に及ぼす害を喫煙所やトイレに明示することや、講演会等を開いて禁煙への啓蒙活動をすること、特に、喫煙する教職員への禁煙指導を行い、キャンパス内だけでなく、いわゆる「禁煙」を促進することが必要であること、そして近隣地域への巡回(清掃と喫煙マナー指導)を徹底すべし、といったことを提出していたのだが、どれひとつ実施されることはなかった。

そして、案の定、近隣地域住民からの苦情を受け、禁煙化から僅か2週間で灰皿が復活した。しかも、キャンパスと公道の境界である出入口という「グレーゾーン」に。境界だからキャンパス内じゃないよ、禁煙化してるよ、とでも誤魔化すつもりか!

これでは、分煙の時より始末が悪い!
何しろ、分煙していた頃は喫煙所にこちらから近づかなければタバコの煙を意識することは無かったが、キャンパスへの出入口に灰皿を置かれてしまっては、通学・通勤時にいちいちタバコの煙を避けなければならない。何故こんなストレスを感じなければならないのか?

ったく、何たることだ…

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2012年11月16日金曜日 禁煙デーの嘆き

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