Kayaksのオープン戦、対東北大学ホーネッツ戦を観戦してきた。(Kayaks 9対17 東北大学)
今日は、昨晩飲んだビールのお陰か、9時過ぎに起きるまで珍しく一度も起きることなくグッスリ眠ることができた。のんびり起き出して朝食を摂り、さて、そろそろ走りに行こうか、今日は10kmぐらいにしようか、などと考えていたのだが、ふと、「今日はKayaksのオープン戦だったな」ということを思い出した。
特に行く気も行かないつもりもなかったのだが、先日偶然会ったOBから、「デビュー戦なんで是非観に来てください」と言われたのを思い出した。彼は今シーズンからコーチになったので、コーチのデビュー戦ということ。同じライン出身ということもあるし、そういうことを言われると心動かされる質なので、走るのは止めにして観戦に行くことにした。
さて、前置きが長くなったが、試合の感想を少し。
東北大はオープン戦に2戦目のようだが、両チームとも仕上がっていないというのが最も強い印象。まだどちらも試合をするレベルに達していない。もちろん、オープン戦レベルとして見た場合でだ。
プレーの完成度が低いのはもちろんのこと、走ること、当たること、という基本技術が全くなっていない。基本技術を反復して正しく身に付けることがこの季節の最も大きな目標だと思うのだが、姿勢の高さやボディバランスの悪さなど、開発途上にすらないように見受けられた。
戦術的なことで言えば、やはり東北大の方が一枚上手だと感じた。最も大きな差は、キッキングゲーム。Kayaksは残念ながらキッキングゲームがどういうものか知らないのではないか?とすら感じる。もっと良く勉強して、正しく反復してから試合をするよう期待したい。
オフェンスとディフェンスについて言えば、オーソドックスな東北大に対してトレンディなKayaksといったところか。両チームとも相当限定的にプレーしていたようだが、幾分東北大の方が仕上がりが遅い感じだ。しかし、モメンタムをつかむ、あるいはそのモメンタムに乗ってプレーを組み立てるということに関しては、圧倒的に東北大が上手い。それはスタッフの力量の差と、そのことを選手たち自身が知っているからだと感じだ。これが「伝統」というものだろう。
試合後、あるコーチが「オープン戦なので勝ち負けじゃないんで」、みたいなことを言っていたが、そういうことも言えるが一方で、勝てる試合をわざわざ負ける必要はない訳で、実力伯仲というよりどんぐりの背比べな試合では、きちんと勝ちきることが大切なのではないかと感じた。その点、17対9で勝ちきった東北大はやはりチャンピオンチームだと言えよう。
それにしても、僅か20名に満たない選手数で昨シーズンの王者東北大に挑んだKayaksには心から賞賛の拍手を送りたい。今後毎日の練習で基本技術を正しく反復してフィジカルを鍛え、強いチームになって欲しい。
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