学生時代に陸上競技部で10,000mの選手だった後輩に、日頃疑問に思っていたことを尋ねてみた。
まずは、着地の際、かかとで着くかつま先(というか足の前の方)で着くか。
これは、かつてはかかとで着くのが一般的だったが、最近は足の前の方で着くという考え方もあるとのこと。
でもそれって、スゴい強靱なふくらはぎが必要なんじゃないの?と聞くと、結果的にはかかとで着かない方が脚にかかる負担は少ないとのこと。これはすぐには納得できなかったが、例として、裸足で走ったらかかと着きませんよね?と言われ、子どもの頃校庭を裸足で走った時のことを思い出してみた。確かに、裸足で走ってかかとを着いたら痛くて仕方ない。知らず知らずのうちに、かかとを着かないように走っていたのだ。
その他いろいろ聞いたが、まとめると…
特にどこにも力を入れている意識はない。
腹筋や大殿筋、大腿四頭筋等にも力は入れていない。
脚は、地面を蹴ることよりも前に出すことを意識している。
一番意識しているのは腕の振り。手に力を入れず、肘を曲げすぎないようにしている。
といったところ。
両膝に古傷を抱える私としては、かかとを着かない方が脚にかかる負担が少ないと聞いて試さない訳にはいかない。早速いつもの公園で試してみた。
これまではランニングシューズのクッション性能を生かしてかかとで着地していたが、かかとより少し前、土踏まず付近で着地するように意識して走ってみたのだが、やっぱり正直走りづらい。
ダッシュのスタート時だったらかかとを着かないのは当たり前にできるが、長距離を走るゆっくりなペースでかかとを着かないというのは、なかなか難しい。だが、膝への負担が減るかもしれないと思うと、やってみない訳にはいかない。
いつもの公園を前回同様4周して、15.64kmを1時間54分5秒で走った。キロ当たり7分17秒、時速8.226km/hで、前回よりやや遅め。走りづらかったし、妙に体が重く感じた。
で、負担はどうかというと、確かに膝のすぐ上のいつも痛くなるところが余り痛まない。それに、少し時間が経過したら痛みが無くなってしまった。いつもなら走ったあと、2日間は膝が痛むので、これはスゴい!
前回より遅いペースで走ったために痛みが少なかったかもしれないのでまだ分からないが、新しいランニングフォームはもう少し試してみようと思う。
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