1/23/2012

東北の大学志望者減 被災地敬遠、他地域へ変更 予備校調査

2012年度の大学入試は例年に比べ、東北の大学を志望する受験生が少なくなりそうだ。大手予備校の河合塾によると、東北の大学を目指す甲信越、東海以西の受験生が著しく減り、東北の受験生の北海道や関東への志望変更も目立つ。志望動向の変化は、東日本大震災と福島第1原発事故の影響とみられる。国公立大の出願受け付けは23日から2月1日まで。
河合塾は、昨年11月に実施したセンター試験方式の全国模試を通じて、全国約28万人受験生の志望動向を分析した。
東北の国立大(前期日程)の志望状況は表の通り。7校中6校が前年を下回り、7校の平均で5%減少した。大学別では、福島大が21%減と大きく落ち込んだほか、岩手大8%減、東北大7%減、宮城教育大6%減など、深刻な震災被害を受けた3県の減少幅が大きかった。志望者が前年を上回ったのは、弘前大の7%増だけだった。
例年、全国の受験生が試験に臨む東北大は、他地域からの志望者が大きく減った。福島大は、東北の受験生からも敬遠されていた。
東北地区の受験生が志望する国公立大の所在地をみると、東北はほぼ前年並み。東北以外は、北海道が前年比31%増、甲信越が27%増と大幅に上昇した。
私立大は、東北から他地域への流れがさらに強まる。東北志望が98%で微減だったのに対し、北海道が前年比43%増になったほか、近畿22%増、関東9%増となっている。
河合塾東北本部の佐々木一幸本部長は「減少した志望者は上位層とは限らず、志望者減が入りやすさにつながるとはいえない。特に東北大は二段階選抜もあり、少数激戦の構図は変わらないだろう」と指摘する。
「東北の受験生の地元志向は大きく変わらず、むしろ他地域に敬遠された格好だ。特に西日本は顕著で、原発事故の影響を心配する保護者の意向が大きく働いているようだ」とも分析している。

2012年01月22日日曜日(河北新報

本学にも影響あり?!

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