小雨が降る生憎の空模様で気温もだいぶ低かったが、緑ヶ丘グラウンドは人工芝のためコンディションは悪くない。この日はライトニングのメニューで練習を行ったが、後半の走り込みにはそれぐらいの天気がむしろ良いと感じた。
練習メニューはまず防具を着けずにウォーミングアップを行い、それからヘルメットとショルダーパッドを着けてパート練習、最後に防具を脱いで走り込みのランメニューといった構成。およそ2時間半のメニューだった。
私は全体をぼんやり眺め、パートの時は攻守ライン、特にオフェンスラインのパートを見ていたのだが、おかしくなるほどKayaksの伝統的な練習メニューに似ている。おそらく部員たちもさほど戸惑うことなく練習にとけ込めたのではないだろうか。もちろん、細かいところは似て非なるモノだったろうが、ファンダメンタルを身に付ける練習メニューを突き詰めていくと、結局似たようなものになるんだろうなぁ、と感じた。
ライトニングは就職活動などで新4年生がいないとのことだったが、3チーム合わせると50〜60名ほどいて、活気ある練習を皆楽しんでいるようだった。やっぱり人数がいると良い。単純にツープラトンができるというだけでなく、日頃の練習に活気が出るし、やれる練習メニューも増える。競争も生まれるし、強くなるためにはやっぱりもっと部員が欲しい。
練習最後の走り込みでは、およそ10kmほどをインターバルダッシュで走ったようだが、Kayaksの選手たちはバテることもなく、頑張って走っていた。日頃、鹿野監督の指導のもと、熱心に走り込んでいる成果であろう。私は見ていて鼻高々だった。
練習終了後、ブルサイズの選手たちがパートごとにアフターで指導をしてくれた。またまた私はオフェンスラインのところに行ったのだが、なかなか興味深い指導をしてくれていた。言っている内容は私が監督をしていた時にオフェンスラインに言ってたことと同じだが、切り口がオモシロい。なるほどそういう表現、あるいはそういう例え方か、といった具合。選手たちも大いに勉強になったに違いない。
ブルサイズ東京のヘッドコーチと少しお喋りしたのだが、「東北学院の選手はよくトレーニングしているようですね。体を見ればわかります」と言ってくれた。多少お世辞が入っていたにしても、またまた私は鼻高々。あまりの嬉しさに、これは鹿野監督に直接報告せねばと思い、昨日会った時に報告した。きっと監督も嬉しかったことだろう。
今回の合同練習は、青山学院大学ライトニングの加藤監督がセッティングしてくださった。もともとはKayaksがXリーグのチームとの合同練習を計画していたのだが、なかなか都合があわず、相談にのってくださっていた加藤監督がライトニングとブルサイズの合同練習にKayaksを加えてくださった。素晴らしい機会を与えてくださった加藤監督、そしてブルサイズ東京の後藤ヘッドコーチに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
ライトニングの選手・マネージャーも快くKayaksの部員たちを受け入れてくれ、良い交流ができたようだ。6月に、今度は定期戦で戦うことになるが、定期戦らしい良い試合になることを期待したい。
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