5/04/2016

OB戦のあとKayaksへ伝えたかったこと

5月3日(火)12時から泉キャンパスで行われたKayaksのOB戦(現役部員対OBの試合)のご案内をいただいたので、久しぶりに観戦してきた。

風がやや強く吹いていたものの、良く晴れてフットボールをするにはやや暑すぎるほど。ゴールデンウィーク後半初日にも関わらず、11名を僅かに超える現役部員よりもはるかに多い人数のOB/OGが駆けつけてくれていた。

試合はキッキング無しのスクリメージ形式で行われ、OBチームの方が長い時間ボールを支配していたが、試合は現役チームが勝ったようだった。

双方とも持ち味を出し、特にOBチームは、今春卒業したばかりの若いOBと、現役だったのはふた昔前?!といったOBとがうまく個性を出し合って、いい味を出していた。

さて、
OB戦のあと、久しぶりにみんなの前でひとこと喋る時間をいただき、現役部員はもちろん、この日集まったOB/OGを含めたKayaks全員に向けて、日頃考えていることを話させてもらった。

しかし、みんなの前で喋るのは本当に久しぶりで、もともと人前で話すのが苦手なこともあって、グダグダになってしまった。みんなに伝えたかったのは、まとめると次のようなことです。


Kayaksは、本学体育会に属するクラブです。
Kayaksにクラブとしての目的や目標があるように、本学体育会には規約第2条に明記された目的があります。

「体育会の目的」
本会は、東北学院大学の建学の精神に基き、体育活動を通じて心身を練磨し、会員相互の親睦を計り、其の成果をもって本学の名声を掲げ、且つ本学の発展に寄与すると共に有能なるリーダーを養成して社会に奉仕する事業を成す事を目的とする。

なぜ、大学に入ってまでスポーツをするのか、しかも大学を代表する体育会で厳しい練習に打ち込むのか、それは全てこの「体育会の目的」を達成するためでなければならないと私は考えています。

そして、後半の「有能なるリーダーを養成して社会に奉仕する事業を成す事」は、現役部員のみならず卒業してからも達成すべき目的であると私は考えています。

Kayaksは、アメリカンフットボールという競技スポーツを通じて、この体育会の目的を達成しなければなりません。

そのためには、まず、競技のルールを守るのはもちろんのこと、社会のルールやマナー、法律等を厳守しなければなりません。

そして、正しい技術や戦術・戦略を習得する近道は無く、地味で辛く苦しい反復練習しか勝利への道は無いことを学んで、そのことから、社会人として正しく生きることの意味を理解しなければなりません。

現役部員は、これらを意識して日々の練習や試合に臨む必要があり、監督・コーチは、これらを意識して現役の指導に当たる必要があります。

何のためにフットボールをするのか。
何のために大学に入ってまでスポーツをするのか。

ただ楽しみたい、上手くなりたい、体を鍛えたい、スポーツに関わりたいだけでは、体育会のクラブとしてその恩恵を享受する資格はありません。体育会の目的を必ず達成するのだという強い意志を持った者だけが、Kayaksのユニフォームを着ることが許され、マネージャーとしてサイドラインへの立ち入りが許され、卒業後にKayaksのOB/OGを名乗ることが許されます。また、監督・コーチとしてチームに携わることが許されます。

素直な気持ちでこれらの言葉を受け入れてください。
今後ますますのKayaksの活躍を心から応援しています。

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