2/19/2017

ガーデン移転のお手伝い

昨日は、東北学院大学災害ボランティアステーションの企画で、雄勝ローズファクトリーガーデン引越ボランティアの、例によって、ドライバー兼ボランティア参加者として雄勝へ行ってきた。


当初は参加者10名超ということでマイクロバスを準備したが、都合により当日の参加者は、私を含めて9名。贅沢に空間を使って移動した。

雄勝ローズファクトリーガーデンは、東日本大震災の津波で壊滅した石巻市雄勝町を「花と緑の力」で復興するため、被災住民が立ち上げた復興プロジェクト「雄勝花物語」の活動拠点。本学の災害ボランティアステーションも、たびたび訪れて活動のお手伝いをしたり、防災教育として様々なことを学ばせていただいている。

今回、その雄勝ローズファクトリーガーデンが復興道路建設のため移転することになり、その移転作業のお手伝いとして、雄勝へ向かった。

午前中の作業は小石を一輪車に乗せて作業場へ運ぶ作業。
単純な作業だし、さほど大きな石もなかったので楽勝!かと思いきや、1時間もするとだんだん疲労がたまってきた。


そうだ。
単純な肉体労働は疲れるのだ。すっかり忘れていた。

昨日は、本学災害ボランティアステーションの他、三菱商事の社員の皆さんと千葉大学園芸学部の皆さんがボランティア活動に参加していた。
また、移転に伴い、土留めの石積みを雄勝の高台造成で出てきた石で行うということで、造園業に関わる方々が大勢参加していた。


穴太積み(あのうづみ)という伝統的な積み方らしい。時間があるなら是非やってみたかった。


お昼は、千葉大学の皆さんと一緒に、お弁当とあったかいとろろ昆布汁をいただいた。
いつもありがとうございます。ごちそうさまでした。


そして午後は、最北のオリーブ園を目指すとのことで、予定地の地面を10cmほど掘り返して、石ころを拾う作業。



19、20歳の若者たちは、この笑顔でスコップを振るうが、まもなく52歳の私は、息絶え絶え?!

16時ごろに私たちは作業を終えたが、その頃、石積みはこんな感じに。


おがつ店こ屋街に立ち寄って帰路へ。


雄勝日帰りボランティアは、158.4kmの行程でした。



今回のボランティア活動には、災害ボランティアステーションの学生スタッフに加え、一般参加の学生もいて、有意義な活動になったと感じた。

また、漁業支援などのように直接的に被災地の生活に少しでも役立つ活動とは言えないかもしれないが、そこで生活する方々の心に寄り添うような、表現するのが難しいが、柔らかい支援活動に関われたように感じた。

関係者の皆様、ありがとうございました。

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