Kayaksの初戦の前日、東北学院大学の学生たちを連れて宮城県大崎市へ災害復興ボランティアへ行ってきた。今月9日から11日に関東から東北地方で発生した豪雨、いわゆる「平成27年9月関東・東北豪雨」によって被災した地域だ。
東北学院大学災害ボランティアステーションが企画したボランティア活動で、Kayaks初戦の前日である9月20日(日)から22日(火)までの3日間、学生たちを募って、主に床上・床下浸水したお宅の清掃作業等を行った。
私は、初日の20日(日)に学生・教職員ら20 名をマイクロバスに乗せ、運転手兼ボランティアとして参加した。
現地では3班に分かれて作業したが、私は、本学の学生4名と一般ボランティア2名と共に、床上浸水したお宅の床板を取り払い、床下に流れ込んだ汚泥を撤去する作業を行った。
震災直後のボランティア活動は、こうした汚泥撤去や家財道具の運び出しなど肉体労働が主だったが、今の学生たちはまだ当時中学生や高校生で、そうしたボランティア活動に従事したことは、おそらく無いはずである。意外にキツく、そして思ったほど捗らない肉体労働にくたびれた様子であった。(もちろん私はその後数日筋肉痛だった)
数名で取り掛かっても、1日の作業で片付くのはひと部屋程度。ボランティアの人数が足りないというのはそういうことで、スペースの都合上、一度に取りかかれる人数に限度はあるが、延べ人数として多くの力が必要だ。
昨日受けた報告によると、それでも大崎市の方はひと段落ついて、団体でのボランティア申し込みは終了したとのこと。今後は復旧へと進んでいくのだろうが、地元の方々にはくれぐれも無理なさらずに、健康第一で頑張っていただきたいと思う。
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