さて、昨日の練習を見た感想。
練習と言っても試合前日の練習なので、防具を着けずにプレー合わせだけの内容。プレーについては私も最早全く分からないので、ただぼんやり眺めていただけだったが、何となく感じたのは、選手たちがあまりアタマを使ってないな、というか、知らないでやってるのかな?という印象。
それは、練習初めのストレッチやアップについても、どこをストレッチしてるのか、このアップでカラダがどうなるのか全く理解していない様子。あるいはプレー合わせでも、その展開でそっちに走るのかぁ、とか、その状況でそうしちゃうかぁ、みたいな感じで、あまりアタマは使っていないように見えた。
まぁ、フットボール界も日進月歩、私が現場を離れてから2年以上経つのでそれが正しいのかもしれないが、まぁ、ファンダメンタルはそうそう劇的に変化しないだろうから、おそらく私が感じたとおりだろう。
ストレッチやアップなど、当たり前にできて当然なことを疎かにするから、プレーも疎かになる。何しろプレーでは相手も必死に抵抗してくるワケで、自分のカラダを動かしさえすれば良いストレッチやアップを正しくできないヤツが相手をコントロールすることなどできるはずがない。選手たちには是非そうした「当たり前のことをちゃんとやる」意識を持ち続けて欲しい。
一方で、女子マネージャーたちの働きぶりには目を見張るものがあった。
年を取ると過去を振り返りがちだが、振り返ると、チーム再建に携わっていた頃、女子マネ不在のチームに3人のマネージャーが入部してくれて、先輩マネがいないことから毎日毎日試行錯誤の連続で、最初のうちは自分たちのことで精一杯という感じだったが、3年生になった頃には、非常に有能なマネージャーに成長して、グラウンドでの練習全てを仕切ってくれていた。彼女たち3人の優れた働きのお陰でKayaksが東北学生1部リーグに昇格できたと言っても過言ではない。
さて、そんな彼女たちの後輩にあたる現マネージャーたちも非常に優秀だった。状況判断の的確さ、素早さ、献身的で自ら率先して動く行動力。「マネージャーはちゃんと育ってるねぇ」と思わず声に出して言ってしまったほど素晴らしかった。
最後に、誤解の無いように付け加えるが、選手たちがダメと言ってるんじゃないよ? 彼らも一所懸命やってる。あとほんの少しの気付きが足りない、か、あとほんの少しの気付きを与え足りないか、ということ。素材としては良い人材が集まっているので、是非頑張っていって欲しい。
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