以前から興味がありつつ、未だよく理解できていない「カイゼン」。
一冊本を読んでみようかな? 分かりやすい本をご存知の方、ご紹介ください。
【ライフハッカー[日本版]】
日本式「カイゼン」に学ぶ、生産力向上につなげる7つの方法論
1.いつも机が汚い人の仕事は絶対に捗らない(17ページより)
「整理」、「整頓」、「清掃」、「清潔」、「しつけ」の<5S>を徹底することによって、業務に置けるムリ・ムダ・ムラを排除する。それがカイゼンの第一歩だそうです。
2.拙くとも素早い仕事こそが人の心を動かす(45ページより)
ていねいに返事しようとして遅くなるくらいなら、少し拙くてもいいから速く反応することが重要。頭で考えてばかりいるよりも、動いてみて見えてくるものもあるということ。
3.「プロフェッショナル」が仕事を滞らせる(65ページより)
ひとつのことだけする「単能工」として、やる前に「向いていない」、「できない」と思わないこと。それは自分で壁を作っているにすぎないので、「多能工」になってやってみる。多能工化して業務の幅が広がれば、視野も広がることでしょう。
4.仕事は「言われたとおり」やってはいけない(91ページより)
人間としての知恵が加わっていない仕事は、ただの「動き」。なにが必要なのか、どうしたらいいのかを徹底的に考え、行動することが「働き」である。
5.真の解決とは問題の本質を突き詰めること(115ページより)
問題解決に対する考え方は「根本原因の解決」。土から出てきたモグラを叩くのではなく、モグラが住み着かない環境を作るべき。問題にぶつかったとき「なぜ」を5回ぶつけてみれば、真の原因が浮き上がってくる。
6.「パッと見」でわからなければ意味がない(139ページ)
誰が何をやっていて、どういう状況なのかが、パッと見てわかる状態になっていることが大事。部品の在庫管理をする際、在庫数がわかるように小さな札を立てる「カンバン方式」、生産工場のラインで不具合が見つかったとき、ぶら下がっているロープを引っ張るとランプがついてラインが停止する「アンドン」など、工場での取り組みはその参考になるといいます。
7.目標は非常識なほど劇的な効果を生み出す(163ページ)
常識的な目標を立てれば、現在の延長としてのアイデアしか出ない。非常識な目標を立てれば、斬新なアイデアを出さざるを得なくなる。無茶な計画を立ててみて、知恵を結集して進めていけば、いつの間にか実現しているものである。非常に頷かされる話です。
生産工場でのしごとだけではなく、あらゆる仕事に応用できそうだとは思いませんか。視点を変えて、これらの方法論現在の業務に反映させてみれば、なにかが変わるかもしれません。
【引用ここまで】
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上記7項目、個人的にはどれも理解できるし、そうしようと努力しているが、これを組織に落とし込むには、どうしたら良いのかなぁ。
こういったのを読んで分かった人を見て、周りが影響されて、という好循環が生まれればいい組織になるのではないかと思います。「いい仕事をしたい」という気持ちになるには、目標管理とか人事考課とかの制度の導入が必要かもしれませんね。
返信削除組織は人、ということを考えると、おっしゃるとおり熱意を持った人が思いを伝え、他に影響を与えるということが大切なんでしょうね。もちろん、制度もそれに追い付いてくれれば言うことなし!
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