これまで私は、このブログにおいても以前のブログにおいても、政治や経済について語ることはほとんど無かった。
それは単純に政治や経済に対して何かを語るほど知識が無いからで、毎日のトップニュースはネットでチェックするものの、政治・経済の原理原則を知らないので、これについて語る資格は無いと思っていた。
いや、今もそんな資格は無い。
しかし、とある本を読んで考えが少し変わった。
すなわち、知識があるないに関わらず、民主主義であるからには、国民ひとりびとりがもっと政治に関心を持ち、これについて語るべきなのではないか、と考え始めたのだ。
正しいことが言えるかどうか分からない。間違ったことばかりになるかもしれないが、政治や経済についても臆することなく、自らの考えや感じたことを語るということが大事なのだと今は考えている。
さて、そんな訳で、せっかくなので日曜に行われた衆議院選挙について。
議席数で自由民主党が大勝した結果になったのはご存知のとおり。私も選挙特番をテレビで見ながら、これほど議席数を伸ばすとは思っていなかったので、各党の代表者たちがどんなことを話すのかな?とぼんやり眺めていた。
そして気になったこと。
NHKの特番を見ていて、維新の橋本代表代行とNHKアナウンサーのやりとりで、確かにアナウンサーの質問は抽象的なものだったが、それに対して橋本代表代行は、そんなくだらないこと聞かないでくれ、と言って質問に答えない。
挙句の果てに維新の政策を尋ねられた橋本代表代行は、そんなのホームページに載ってるから見てくれと。
それはないでしょ、代表代行。
ホームページで公開してるから勝手に見ろ、っていう発言は乱暴過ぎやしないか?
抽象的な質問に対しても丁寧に答える姿勢が、国民を大事にするってことにつながりやしないか?
別に個人的な好き嫌いじゃなく、そうした受け答えが橋本代表代行には多すぎる気がして、どうにも話を聞く気になれない。
一方で、首班指名について、50やそこらの議席数で独自候補を立てるのは現実的でないという発言については、国民が次の与党として自民党を支持した訳で、民主主義である以上、野党が不必要に与党に反対することは国民を蔑ろにすることに等しいので正しい考えだと思った。
ただし、現実的には石原代表が言うとおり、自分が所属する党の党首を推すのが当然だと思うが。
そんな訳で、今に始まった訳ではないが、維新の代表代行には、何ともチグハグな印象を持ってしまった。
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