私がそれまで大キライだったランニングを趣味として楽しめるようにしてくれたのは、腰痛のリハビリやランナー仲間との出会いなど様々な要因があるが、このアシックスのランニングシューズ、GEL-1160との出会いが最も大きく影響している。
GEL-1160は、アシックスのファンランナー向けシューズのベースグレード的モデル。決して贅沢な作りとは言えないが、要所はキチンとおさえられているところが私好み。1年半の間、しっかり私の足を支えてくれた。
初めてのランニングイベントである松島マラソン(5km)も、2時間10分で完走した仙台ハーフマラソンも、このGEL-1160と一緒だった。膝に爆弾を抱えた腰痛持ちのアラフィフオヤジにランニングの楽しさを教えてくれたのは、この堅実な作りの1足のランニングシューズだったのだ。
大した距離は走っていないのだが経年劣化は否めず、また、足囲が小さいことサイズが合っていないことも分かって、買い替えとなってしまった。一番に、その後継モデルであるGEL-1170を調べたが、スリムタイプの設定が無く、今回は最も特徴が似たスリムタイプのGT-2170 New York を先日購入した。
私はかなりモノに依存するというか、思い入れてしまうタイプなので、もうお役御免となってしまったGEL-1160を捨ててしまうのがとても心苦しい。何しろ、あれほどキライだったランニングに楽しさを見出させてくれた記念すべきシューズ。永久保存としてガラスケースにでも入れてしまっておきたいところだが、ここに写真と共に感謝の気持ちを表して、次のゴミの日に廃棄することにしよう。
ありがとう、GEL-1160!
さようなら、GEL-1160!
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