1/03/2012

第65回ライスボウル

東京ドームで行われた第65回アメリカンフットボール日本選手権ライスボウルを録画観戦した。

フットボールに関する詳細は他に譲るとして、私なりの感想。

関西学院大学ファイターズはやはり素晴らしいチームだった。
まだあどけなさが残る貧弱とも言える体つき(最近の大学代表チームの選手たちは「ホントに大学生?」ってぐらい逞しい!)の選手たちは、近年の大学代表チームの中でも決して強そうには見えないのだが、フットボールってこうやるんだよ、と言わんばかりの力強いプレーを次々と展開し、結果28-38で敗れたが、私にとってはフットボールの魅力を存分に再認識させてくれるチームだった。

その真摯な取り組み方、最後の最後まで一所懸命プレーする姿勢、礼儀正しさ、全てにおいて関西学院大学ファイターズに対して敬意を表し、賞賛の拍手を心から送りたい。

一方の社会人代表オービック・シーガルズも、最後は力ずくで勝利をもぎ取り、文句無しの2連覇を達成した。
シーガルズ自身も千葉のホームグラウンドが被災したにも関わらず、昨年5月には東北リーグにおいてフットボールクリニックを開催するなど、Xリーグの中でも縁のあるチームのひとつである。

しかし、あくまでここでは私個人の感想を述べるとすると、はっきり言ってがっかりした。

何でタッチダウンしたあとバクテンした?
(ルールブックに明記されているファウルを敢えて犯すってどういうこと?!)
暴言に対するアンスポーツマンライクコンダクトに対してあの表情で抗議するってどういうこと?
(気持ちは分からないではないが、草フットやってるんじゃないから我慢すべきでしょ!?)
試合後の選手の表情がテレビで放映されていたが、リラックスし過ぎじゃない?
(応援してくれた観客・ファンに対しても失礼極まりないと思うが?!)

以前もどこかで書いた気がするが、日本を代表するチームがこういう行為をしている限り、日本でフットボールがこれ以上の地位につくことはないのではないだろうか?

大学生たちはあんなに立派なのに(贔屓目か?)、社会人はクラブチームで自分たちが苦労してやってるからって、気を抜き過ぎじゃないか?

もっとプライドを持って欲しいし、小馬鹿にするぐらいならやらないで欲しい。

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