2/14/2015

COCキックオフシンポジウム

今日は午後から、文部科学省「地(知)の拠点整備事業」キックオフシンポジウム/第3回東北域学シンポジウム「東北学院大学が目指す地域における大学の役割」が、本学土樋キャンパスの押川記念ホールで開催されるというので行ってきた。

「地(知)の拠点整備事業」(大学COC事業)は、大学等が自治体を中心に地域社会と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を進める大学等を支援することで、課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる、地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ることを目的としている文部科学省の事業で、本学は、『地域共生教育による持続的な「ひと」づくり「まち」づくり』が平成26年度事業として採択された。

しかしながら、COC自体、何となく理解できないし、本学も何をどうしたいのかが具体的に分からなかったので、「キックオフシンポジウム」を開くと知り、これは聴きに行くべきだな、と思った次第。

そもそも、私が何が理解できないかというと、大学って直接的にはそんなに地域に役に立つ存在じゃなくて良いんじゃないの? 役立つ人材を輩出し、小さな研究成果がちょっとずつ役に立って、この大学の卒業生ってイイ奴多いな、とか、これってここの大学の研究成果が生かされてるんだってね、程度の理解を市民から得られれば良いのでは? と思っていたから。決して近隣地域を蔑ろにして良いというのではなく、それよりも単純に、学生と向き合う時間の方を大事にすべきなんじゃないの? と思っていたから。

そして、さらに、本学の事業である、「ひと」づくりは分かるにしても、大学が「まち」づくりって、どういうこと?と、大学に毎日通っても授業にはほとんど出なかった文学部卒の私には理解が難しいのだった。

結果として、今日のキックオフシンポジウムを聴きに行って、本当に良かった。どういうことをしたいのか、求められているのかが、かなりはっきりと見えてきたし、それは大学にとっても地域にとっても、非常に有意義な取り組みであることが分かった。

と同時に、COCについては全学的な取り組みが求められているとのことだが、シンポジウムに参加している学生・教職員が極めて少なかった現実を、まずは受け止めることから始めるべきかな、とも思った。

基調講演、パネルディスカッションについては、後日、備忘録的に記す。…かも。

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