12/19/2011

東北アメフトの底力、日本代表監督が認めた

◆アメリカンフットボール東北学生南北オールスター戦 南東北ブレイズ38─10北東北アヴァランチ(17日・ユアテックスタジアム仙台) アメフトの東北学生南北オールスターゲーム「仙台ボウル」が17日、ユアテックスタジアム仙台で行われた。戦力強化を目的に、日本代表監督も務めるXリーグ鹿島の森清之HC(47)、関大の板井征人HC(40)が特別コーチとして選手を指導。10年間、東北学生連盟と交流を続けている森HCは「東北もレベルが上がってきている。関東・関西のチームにそこそこ通用する選手もいます」と目を細めた。

東日本大震災に見舞われた今年。大会MVPを獲得したRB青木秀憲(4年)が率いる東北学院大は、震災の影響で1か月以上練習ができなかった。「大変な時だからこそ何かしたかった」。部員は学校のボランティアセンターに登録し石巻などで、浸水した民家のがれきの片づけ。他大学の選手たちも、パワーを生かして復興支援作業に従事した。

「震災でつらいこともあったけど、ボランティアを通じてプラスになったことも多かった」と青木。技術だけでなく精神的にも強さを増した東北勢は、来季も関東・関西勢の背中を追う。

(2011年12月18日11時59分  スポーツ報知

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