12/23/2013

Kayaks納会

12月21日(土)19時から、仙台国際ホテルにてKayaksの平成25年度納会が行われた。
今年はロング部長先生がサバティカルリーブ(研修休暇)で休んでいるので、代わって挨拶をさせていただいた。(監督は2011年に引退しましたが、引き続き副部長は務めさせていただいています)

今シーズンは、残念ながら昨シーズンよりひとつ順位を落として4位となってしまったが、上位3チームとはいずれも接戦で、本当に悔しい敗戦だった。

しかし、勝ちきれないということは、何か原因がある訳で、私はそれを「リーダーシップの欠如」に見た。

もちろん、その他にも準備不足・練習不足・勉強不足という具体的な要素はあるのだが、それらは全て、「リーダーシップの欠如」が招いたと私は「感じている」。

「感じている」というところは大切なところで、私は今年、3~4回しか練習を見ていないし、試合も全てを観戦できた訳ではない。なので、判断としては間違っているかもしれないが、私はそう「感じた」ということ。そこのところを理解していただいて、以下に納会での挨拶の概要を記すのでお読みいただきたい。

今シーズン、Kayaksの練習や試合を見て、一番感じたのが「リーダーシップの欠如」であった。もう少し砕いて言うと、リーダーの人数が少ない。少なすぎる。決して人任せにしているとまでは言わないが、自ら率先してチームに貢献しようという態度を見てとれる人間がほとんどいなかった。

下級生は上級生任せ、パート練習ではパートリーダー任せ、全体の雰囲気はキャプテン任せ、あるいはコーチ任せ、監督任せ…、一体誰が主体となってこのチームを勝利に導こうとしているのか?! 本当にこのチームは勝ちたい!と思って日々過ごしているのか? 本当に疑問だった。

リーダーという言葉が、イコール代表者であるという勘違いをしているのか、あるいは本当に無責任な人間の集まりなのか、直接現場で指導していないので分からないが、とにかく、部員であることの責任を果たそうという意識の低さが目立っていた。

部員であることの責任、つまり、部の目標である「リーグ優勝」に少しでも多く貢献しようと努力すること、貢献というとやや漠然としているが、具体的には、ひとつのプレーの練習の1回1回に真剣に取り組んでエラーを無くし、精度を高め、仲間を鼓舞し、最終的に目標を達成できるロードマップを的確に歩もうとグラウンドの内でも外でも努力し続けること、それができていない、厳しく言うと、そうしようとしていない部員が多かった気がする。

現役部員、現役コーチングスタッフにしてみれば、「いやいや、そんなことはありませんよ」ということかもしれない。何しろ、数回離れたところから練習や試合を見て感じただけのことだから。だが、ほんの僅かでも心に留めていただき、来シーズンの活動に役立てていただければ有り難い。

既に4年生は引退し、新チームでの活動が始まっていると聞く。私が監督として関わった最後の学年である4年生が引退し、私にとってもまたひとつの節目を迎えた。新しいKayaksの活躍を今後も期待し、陰ながら応援していこうと思う。

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