テーマ「被災地復興と大学・学生の役割」
意見発表①
「被災地復興と大学への期待について」 陸前高田市長 戸羽 太 氏
- 大学に平常時望むこと=ボランティアコーディネーターの育成→田舎の社協にコーディネートのノウハウは無い
- 岩手県にも大学はあるが、沿岸部には無い→よく言われる大学との連携は現実的に難しい
- 学生たちに、大学に通えてることの幸せを実感させる
- この大学で何をするのか、何ができるのかを考えさせる
意見発表②
「被災地復興と大学・学生の役割 -『Do for Smile @東日本』プロジェクトを通して-」 明治学院大学ボランティアセンター 原田勝広氏
- ボランタリーな活動は学生時代で終わるものではなく、一生続くもの、いわば、ひとつの生き方である
- 大学は社会の中にある。社会に興味を持って欲しい
意見発表③
「今、本当に必要なこと」 特定非営利活動法人ジェン 木山啓子氏
- 依存を生まない支援が必要
ディスカッション(パネラーは上記3名、コーディネーターは原田善教経済学部長)
- 大学生は大人であるから自己完結することが必要
- 被災地(者)のためというだけでなく、「自分のため」ということもなければならない
- ハード面にばかり目が行きがちだが、「心」の復興が大切→帰り際に「さようなら」ではなく「また来るね」と言うような心遣い
- ボランティアというのは多様である=泥かき←→老人ホーム
- 失敗を恐れないで
資料集(リンク)
一般社団法人日本私立大学連盟 > 私立大学フォーラム
陸前高田市 > 東日本大震災による本市の災害状況
明治学院大学 > ボランティアセンター
特定非営利活動法人ジェン JEN
東北学院大学災害ボランティアステーション
今回のフォーラムでは、被災地(者)代表、ボランティアを行う側のうち大学代表、およびNPO代表という、異なる立場の3者の意見を聞けて大変興味深かった。
私の個人的な思い入れもあるからだろうが、被災地(者)代表の言葉の重みと他2者の言葉の重みが余りにも違い過ぎて、これで良いのか?というような気持ちになった。ボランティアをする側は、何か、夢を追いかけているような、理想論を掲げているような、何かふわふわした感じ。それが悪いとかではなく、あーこんな感じなのか?という印象を受けたということ。
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